体重が減らなくなった...大丈夫!ダイエット停滞期を抜けだすコツ
こんな経験ありませんか?ダイエットを開始して数週間は順調に体重が減っていたのに、その後まったく体重が減らなくなる。よくあるパターンだと思います。
このページでは、体重が落ちなくなった場合の対処法を解説します。
机上の空論!体脂肪を1kg減らすには7000kcal
よくいろいろな情報サイトやダイエット雑誌などに体脂肪を1kg減らすには摂取エネルギーを7000~7200カロリー減らせばいいと解説されているのですが、夢を壊すようで申し訳ないのですがこれは机上の空論と言えます。
と言うのも確かにこの公式はある意味正しいのですが、体脂肪の減少は単純な計算式で進むものではありません。
例えば一日500カロリー減らした場合、15日で約7200カロリー消費でき、30日(一ヶ月)で2kg体脂肪を減少させる計算となります。
しかし実際は最初の15日間はうまく体脂肪が落ちたとしても、次の15日間では体が摂取エネルギーの減少に適応してしまい、体脂肪は落ちなくなるからなのです。よって公式通りの計算が成り立たなくなるのです。
これが体脂肪が減らなくなる原因なのです。
ではどうすればよいのか?その方法とは
『体重が落ちなくなった・・・』ここで多くの人がやってしまうパターンが、体重が落ちなくなったからと言って、さらに摂取カロリーを減らしてしまうことです。これをやってしまうと、代謝も極端に低下して、より体脂肪が落ちなくなります。摂取カロリーを減らしすぎるのは逆効果になるので、絶対にやってはいけません。
体脂肪が減らなくなる一番の原因は、"体が摂取エネルギーの減少に適応してしまうこと"です。ようするに食事の摂り方に変化をつけることが効果を上げるのです。
多くの人は、摂取カロリー量を制限する場合、「減らすこと」しか頭にないのです。実は「増やすこと」が大きなポイントとなります。
摂取カロリーを増減する
例えば1日1500カロリー食べている場合、1週間のうち2日間、摂取カロリーを200~300カロリー程度増やします。この時、炭水化物でカロリーを増やすのがポイントとなります。おにぎり1~2個程度のお米をいつもより多く食べるようにするのです。
2日間、炭水化物でカロリーを増やしたら、またもとのカロリー量に戻します。5日間は1500カロリーで、2日間は1800カロリー摂る、そしてまた1500カロリーに戻す。このようなサイクルで食事を摂るのです。
このように増減する日をつくり食事を行うことで、エネルギー・レベルを高く保つことができるので炭水化物を常に制限している場合よりも、速いスピードで体脂肪を落とすことができるのです。
この詳しい理由に関しては専門用語のオンパレードになるので割愛しますが、ダイエットではカロリーを『減らす』だけではなく、時には『増やす』ことも重要なポイントとなるのです。